１０年以上kindleを利用しており、現在使用中の「Kindle Paperwhite」が２台目です。

最近はiphoneアプリが便利で、もっぱらiphoneアプリを利用しています。

ここに来て、米アマゾン・ドット・コムが読み書きの機能を1つにした電子書籍リーダー「Kindle Scribe（キンドルスクライブ）」を発売しました。従来の読書機能だけでなく「デジタルノート機能」も搭載し、自分のアイデアを書き留めたりできるようになりました。

これまでは「読む」だけでしたが、この「書く」機能がもたらすKindleの進化が気になりますね。

ビジネスにも使えるKindle Scribeの3つの用途

Kindle Scribeには大きく分けて3通りの使い方があります。

１，Kindleに対応する電子書籍を「読む」用途。

Kindleストアで提供されている書籍や雑誌、マンガなどを端末にダウンロードして読める。他にもKindleシリーズで利用可能なコンテンツはすべてKindle Scribeでも対応しています。例えば約200万冊の電子書籍が読み放題で楽しめるKindle Unlimited、プライム会員向けの読み放題サービスPrime Reading、自費出版作家の作品がそろうKindle Direct Publishing（KDP）などがある。

２，「書く」用途。

こちらはKindleストアが扱う一部対応の電子書籍に、手書きのメモを「付箋」として添付できる機能と、もう一つは白紙のドキュメントにフリーハンドで文字やイラストなど自由に書ける「ノートブック」の機能があります。後者を活用すれば、Kindle Scribeは「デジタルノート」として、今までのKindleシリーズにない利用価値が期待できます。

３，「ビューワー」としての用途。

「ビューワー」とは、Eメール経由でKindle ScribeにPDFやWord（docx形式）のファイルを読み込んで閲覧できる機能です。元のファイルがPDF形式の場合は、専用のデジタルペンで直接書き込みができます。一方Wordファイルの場合は、直接書き込めないが、先の電子書籍と同じく手書きの付箋なら追加できます。

Kindleの電子書籍やWordファイルに直接ペンで手書きをさせない理由は、「元のコンテンツのレイアウトが大きく崩れてしまうから」なのです。

気になる価格は、

16GB：スタンダードペン付きが、47,980円

16GB：プレミアムペン付きが、59,980円

Kindle電子書籍リーダーの比較

	NEW Kindle	Kindle Paperwhite	Kindle Paperwhite シグニチャー エディション	Kindle Oasis	Kindle Scribe
価格	￥10,980 から	￥15,980 から	￥19,980 から	￥29,980 から	￥47,980 から
デバイスサイズ	157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm	174 mm x 125 mm x 8.1 mm	174 mm x 125 mm x 8.1 mm	159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm	196 mm x 230 mm x 5.8 mm
ディスプレイサイズ	6インチ反射抑制スクリーン	6.8インチ反射抑制スクリーン	6.8インチ反射抑制スクリーン	7インチ反射抑制スクリーン	10.2インチ反射抑制スクリーン
容量	16GB	8GB/16GB	32GB	8GB/32GB	16GB/32GB/64GB
解像度	300ppi	300ppi	300ppi	300ppi	300ppi
フロントライト	LED 4個	LED 17個	LED 17個	LED 25個	LED 35個
数週間持続バッテリー
ワイヤレス充電対応	–	–		–	–
充電ケーブル	USB-C	USB-C	USB-C	micro USB	USB-C
フラットベゼル	–
手書き入力機能	–	–	–	–
防水機能	–				–
色調調節ライト	–
明るさ自動調整機能	–	–
自動画面回転機能	–	–	–
ページ送りボタン	–	–	–		–
Kindle Unlimitedオプション
ブックカバー表示機能
カラー	ブラック、デニム	ブラック	ブラック	グラファイト	タングステン
接続	wifi	wifi	wifi	wifi またはwifi + 無料4G	wifi